製品安全データシート(Material Safety Data Sheet) 【1.製品の名称】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 炭酸カルシウム 【2.危険有害性の要約】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 重要危険有害性: 現在のところ健康への影響は報告されていないが、 多量に吸入、経口摂取すると咳、悪心、嘔吐等を 起こす恐れがある。粉塵は眼、気道を刺激する。 特有の危険有害性: 特にない GHS分類: 分類基準に該当しない。 【3.組成及び成分情報】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 単一製品・混合物の区別:単一製品 化 学 名: 炭酸カルシウム (石灰石) 英 語 名: Calcium Carbonate (Lime Stone) 成分及び含有量: 97.5 % 以上 (NSシリーズ) 化学式または構造式: CaCO3 化審法公示番号: 1−122 CAS No: 471−34−1 (1317−65−3) EINECS番号: 207−439−9(215−279−6) PRTR対象化学物質: 該当しない 【4.応急措置】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 吸入した場合: 新鮮な空気の場所に移し、鼻をかみ、水でうがいをする。 多量の場合は医師の診断を受ける。 皮膚に付着した場合: 付着部又は接触部を水で洗い流す。 目に入った場合: 直ちに多量の水で洗い流す。 異物感がある場合は医師の診断を受ける。 飲み込んだ場合: 多量の水又は食塩水を飲ませ吐かせる。 多量の場合は医師の診断を受ける。 【5.火災時の措置】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 消 火 剤: 本品は不燃性であり、周囲の火災に対応した消化剤を使用する。 【6.漏出時の措置】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人体に対する注意事項:(1)粉塵から身を守るために保護具を着用する。 (2)粉塵の飛散を防ぐ。 保護具及び緊急時措置:(1)上記の保護具とは、【8.暴露防止及び保護措置】の保護具を指す。 (2)緊急時措置として、このもの自体は安全性の高いものであるが、 周囲に拡散しないように素早く回収を行う。 環境に対する注意事項: 回収物を排水溝や水路に流さない(作業場の外に流出させない)で 回収する。 回 収 : 粉塵が立たないようにしながらほうきや掃除機で回収し産業廃棄 物として廃棄する。 【7.取扱い及び保管上の注意】――――――――――――――――――――――――――――――――――― 取扱い: 技術的対策: 粉塵を立たないように作業を行うことが望ましい。もし、粉塵 が立つようならば、保護具を着用して作業を行う。 局所排気・全体換気: 屋内作業場で使用する場合は粉塵が立たない様に集塵機等を取 りつける。 注意事項: (1)破袋防止のため、製品を投げ積みしない。 (2)荷崩れしないよう製品の積み重ねは丁寧に行う。 (3)吸湿させないように、地面に直置きしない。(本品をパレット の上におく等の措置をとる。) 保 管: 技術的対策: (1)紙袋やフレコン等に包装されている場合は、湿気や水濡れ厳禁 のため屋内にパレット積みにて保管する。 (2)サイロ等に保管する場合は、本品が濡れないように除湿や禁水 対策をとる。 混触禁止物質: 酸及び酸性物質 保管条件: (1)本品が雨等に濡れないように屋内に保管する。 (2)水気がない場所や湿度が低い場所に保管する。 (3)酸から離しておく。 容器包装材料: できるだけ透湿性のない材質 【8.暴露防止及び保護措置】―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 管理濃度: 作業管理環境基準 :―――― 許容濃度: 日本産業衛生学会勧告値:総粉塵 4mg/m3 (2004年度) ACGIH(TLV) :TWA 10mg/m3(2004年度) 設備対策: 屋内作業場での使用の場合は発生源の密閉化、又は局所排気装置 を付ける。 保護具: 呼吸器の保護具:防塵マスク 手の保護具:保護手袋 目の保護具:ゴーグル形保護めがね 皮膚及び身体の保護具:作業服、作業靴、作業帽 【9.物理的及び化学的性質】―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 外観等: 白色微粉末 臭 気: 無臭 比 重: 2.7 溶解度: 水に難溶 分解温度: 900℃ (カルサイト) 【10.安定性及び反応性】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 安 定 性: 安定 危険有害反応可能性: 特になし 避けるべき条件: 特になし 混触危険物質: 特になし 【11.有害性情報】――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 急性毒性: 経口 :ラットLD50:5000mg/kg 超 皮膚腐食性・刺激性: ウサギ:500mg/24時間 超 眼に対する重篤な損傷・刺激性: ウサギ:100mg/24時間 超 呼吸器感作性又は皮膚感作性: データなし 生殖細胞変異原性: データなし 発がん性: データなし 生殖毒性: データなし 特定標的臓器・全身毒性−単回暴露:データなし 特定標的臓器・全身毒性−反復暴露:データなし 吸引性呼吸器有害性: データなし 【12.環境影響情報】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 生態毒性: データなし 残留性・分解性: データなし 生態蓄積性: データなし 土壌中の移動性: データなし 【13.廃棄上の注意】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 残余廃棄物:本品を産業廃棄物とし、許可を得た廃棄物処理業者に委託契約して処理をする。 汚染容器及び包装:紙袋やラップ等は、残余廃棄物と同様に処理する。 【14.輸送上の注意】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 輸送に関する国際規制 国連番号:該当しない 国連分類:該当しない 陸上輸送:法規に該当しない 海上輸送:法規に該当しない 航空輸送:法規に該当しない 【15.適用法令】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 食品添加物公定書(食品衛生法)に収載されている。 【16.その他の情報】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・この情報は、新しい知見及び試験等により改正される事が有ります。 ・記載内容は、現時点で入手出来た資料や情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確さ 安全性を保証するものではありません。 ・注意事項は通常の取扱いを対象としたものですが、特別な取扱いをする場合には新たに用途 用法に適した安全対策を講じた上で実施願います。 ・全ての製品には、未知の有害性が有り得る為、取扱いには、細心の注意が必要です。ご使用各 位の責任に於いて、安全な使用条件を設定下さる様お願い致します。